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オブジェクトデータモデル

オブジェクトデータモデルとは、UIの振る舞いに近い「オブジェクトモデル」と、その内部的な「データモデル」とを組み合わせたSmartHRが提唱している造語で、実態としては何らかの図を示します。 概念モデルや概念図と呼ぶこともあります。プログラミングにおけるオブジェクト指向やデータの取得方法に関わる実装の話ではありません。

何かしらのドメインを理解し、構造化し、UIやプロダクトを作るために「オブジェクトモデル」と「データモデル」を行き来し、抽象化する作業が必要です。 抽象化したモデルをエンジニアやPM・デザイナーといった開発者間の共通言語として機能させることに依って開発が円滑に進み、使いやすいプロダクトを早く利用者に届けられます。

OOUIにおけるUIモデルと似ていますが、属性の型やデータの持ち方といった実装に近い考え方も表すのが特色です。

図の書き方

オブジェクトデータモデルの書き方に定義はありませんがOOUIのオブジェクト図に各属性の型情報を足したER図のようなものを書くことが多いです。画面やビューモデルと合わせて整理する人も居ます。

オブジェクトデータモデルの例。テナントと従業員が1対多、テナントと申請が1対0か多、従業員と申請が1対0か多。テナントや従業員、申請はそれぞれIDや名前などの属性を持っている

参考